サービスの小野田です😁💪
今日は車検整備をしている時にブレーキオイルの性質や種類ってなんだろって思って調べてみました
種類としては…
※ハーレーに使用されてるのを紹介します
DOT4:ほとんどのバイクや最近のハーレーはこれを使用します
特徴:塗装を侵す、水分を吸収する、コストパフォーマンが高い
吸湿性が高く、水分を含んでも沸点を比較的高く維持するようになっている
DOT5:古いハーレーはこれを使用します
特徴:塗装を侵さない、水分を吸収しない、シールなどのゴムが傷めやすい
DOT4よりもブレーキシステムに熱を持っても沸点が高い為、フルードが沸騰しにくくなります
沸騰してしまうと液体に気泡が発生してしまいます
なぜ、ブレーキシステムに気泡が発生してしまうといけないのか…
ペーパーロック現象が起き、制動距離が長くなる危険性があるからです😊
ブレーキを多用するバイクは、間違いなくDOT5を使用するのがベストでしょう👍
この2つ(DOT4&DOT5)は混ぜるな危険
なぜなら、混ぜてしまうと、マスターやキャリパーのシール類を傷めたり、固形物が発生したりして、ブレーキシステム全てオーバーホールする可能性も出てきます
個人の意見ではありますが、現在のハーレーやほとんどのバイクはDOT4で全然大丈夫です。
ですが、古いハーレーはブレーキシステムに熱が溜まりやすく、エアが入りブレーキが効きにくくなる可能性があるので沸点が高いDOT5を使用した方が良いです!
おまけ
リア・フルード交換の様子です
キャリパーの所からマスターシリンダーのオイルを抜いているところです
エアが入り込まないように丁寧に作業を進めることができました😊