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ハーレーのエンジンオイルはどのメーカーのオイルが最適なのか?
ハーレーに使用できるエンジンオイルはいっぱいあります。
だから何を使用すればいいのか、迷いますよね~!
では、”ハーレーに最適なエンジンオイルは何だ?”と言われると、
これじゃダメというものは、ありませんよ~!!
ですが、当店でオススメしているエンジンオイルは、
MOTUL ルブロス WAKOS
今回は、エンジンオイルについて触れて行こうと思います
オイルの表記には”15Wー50”や”50W”などという数字があります!
この英数字の意味を紹介していきます
15W-50
マルチグレードと呼ばれ、幅広い温度で粘度が安定しているオイル
左側の数字の15Wは、低温時での粘度を表す
Wは”Winter”の頭文字を取った”ものです!
冬場は、気温が低いのでオイルが硬くドロドロになりやすい為、低温時にサラサラした粘度の低いオイルの方がフリクションロスも
少ないので セルモーターで始動する時にエンジンもかかりやすくなります
右側の50というのは、
夏場の高温時の粘度を表す数字です。
夏場は、気温が高くエンジン内部も熱くなる時にしっかりと高温時に油膜保持をしてくれる性能を表しています
数字は0〜60まであります 数字が大きくなるにつれて硬いオイルとなります
今流行りのエコカーなんて 0Wー20なんかが主流です やわらかいオイルで燃費を稼いでいます
オイルのフリクションロスも燃費向上には必要ですね
ハーレにオイル性能での燃費は求めてはいけないですよ
50W
シングルグレードと呼ばれ、低温でも高温でも特性としてはあまり変わらず、常に硬いオイルです
が クラッシックカーや旧車には非常に適しております
空冷エンジンの大排気量車などは非常にエンジンのピストンクリアランスや色々のクリアランスが広い為
オイルの分子が粗い方がベストですが しかしオイル粘度が非常に硬いため エンジン始動時はオイルがフリクションの塊になりますので
クランキングスピードが上がりにくいので セルモーターでクランキングする時にかなりの電流を消費してしまいます
また エンジンの暖機運転が必要となります
オイルは 適材適所で使用しましょ!
エンジンオイルはどうやって作られているのか?
ベースオイル+添加剤を混ぜ合わせてエンジンに適したオイルが
エンジンオイルとなります
このベースオイルがとても重要です
ベースオイルは大きく分けて2つあります
鉱物油
鉱物油は自然採取された原油から精製されていて、不純物が多いので
溶解度が低い為すぐに飽和状態になり添加剤が混ざりにくい油
*溶解度とはある溶質が一定の量の溶媒に溶ける限界量をいう。
メリット
自然採取の原油の為 安価
デメリット
オイルに混ぜられる添加剤が少ないので
オイルのライフサイクルが短い
化学合成油
こちらも地下から採れる原油からできていますが 合成油はより高度な精製工程を経て作られており、純度や品質が従来の鉱物油よりも高い点が異なります。
原油からより多くの不純物を取り除いただけではなく、化学の力でオイル内の個々の分子を合わせることができるので
鉱物油に比べより純度が高い滑らかなオイルに仕上がり
不純物が少ないので溶解度も高く多くの添加剤をオイルに混ぜる事が可能
メリット
化学合成オイルは生成時に不純物を可能な限り排除した高性能なオイル
低温時はエンジンの中のオイルの潤滑が素早く行われ
高温に強く、油膜形成も非常に高いので安心
オイルが劣化しにくく、しっかりとオイルの役割を果たしてくれます!
燃費の向上
蒸発しにくく、水分が発生しづらい
デメリット
高度な精製工程を経ている為鉱物オイルに比べ非常に高価
エステルという成分が強い為、浸透性が高く、一部の車両に使用するとオイル漏れが
起きる可能性がある
まとめてみると😳
鉱物油はで不純物が多い為、添加剤が混ざりにくい!
それに比べ、化学合成油は純度の高いオイルなので不純物が少なく、添加剤が混ざりやすい!
オイルの性能や金額はベースオイルと添加剤によってきまる👍
中には部分合成油と言う化学合成油と鉱物油を混ぜたオイルもありますが 種類がとても少なく
価格は安く抑えられますが 性能はイマイチと考えます
また 化学合成油に含んでるエステルという成分によって浸透率が非常にいい為旧車などは適応したガスケットなどのシール類などがなかったので、化学合成油を入れてしまうとオイルの滲みを誘発してしまう場合がありますので車両によっては好まれていなかったみたいです
現在は、化学合成油に適応したガスケットなどのシール類が開発され、パフォーマンス(オイルの役割)の向上がアップし、主流になりつつあります!
で!
現行のハーレーにとって
鉱物油と化学合成油では、どちらが良いのか?
ど直球に答えると、化学合成油です
ハーレーは、年々排気量がアップしています!しかも空冷で!
排気量が大きくなるということは、大きな爆発が必要になり、エンジン内部が高温になりやすいです!そりにより、エンジンの中を流動しているオイルも高温になってしまいます!
オイルが高温になると、サラサラ状態になり油膜保持が保てず、オイル自身の役割を果たしてくれません!
やはり油膜形成が強い化学合成油を使うことを強く進めます
また
化学合成油より自己洗浄作用が少ない鉱物油のオイルを使用した車両では、エンジン内部は真っ黒です!それは、ブローバイガス(圧縮行程の時にもれた未燃焼ガス)やスラッジ(燃焼する際に起こった燃えカスなど)がオイル自身に吸着してくれず、オイル交換した際に汚れがエンジン内部に残りやすいからです!
化学合成油だとしっかりと汚れをエンジンオイルで吸着しますので
ドレンボルトからオイルを抜くと真っ黒になったオイルを目にすると思いますが、これはしっかりと洗浄作用が働いて、オイルでブローバイガスの汚れを取り込んでいる証拠です!
性能の高いオイル程 汚れを吸着しますのでエンジンオイルのライフサイクルが短くなります
特にレース用のオイルなんかは 1レースで交換します
なので 闇雲に高いオイルを入れても意味があまりありません ので注意!
ハーレーには そこまで必要ありませんが オイルをちゃんと理解して
使用する事が大事ですね
ハーレーのオイル交換時期はどんなペースで交換する?
オイルによって色々ありますが
新車だと納車してから800kmを目安に交換が推奨です
新車のうちはエンジン内のスラッジ(金属の粉)が非常に多い為です
2回目以降は
交換してから”6カ月または2500km~3000km”を目安となっていますよ~!
あまり車両を乗っていなくてもオイルは熱が入って空気に触れると酸化していきますので、交換は必要です
また定期的にオイルフィルターの交換も必要です
最後に、僕が疑問を持ったことは、鉱物油から化学合成油に入れ替えると燃費は向上するのか?
鈴木師匠や様々な情報を調べた結果……
”燃費は向上します”
それはなぜか?
鉱物油のオイルを使用すると、化学合成油に比べてオイルの劣化が早くなってしまいます!
オイルの劣化が早いということは!?
潤滑性能が落ち抵抗が増え、気密性が落ちれば出力が低下する
などのロスでオイルの役割が損なわれるからです!!
その他 色々な理由もありますが
書いていくと大変な量になってしまいますので
割愛させて頂きます
また 当店オリジナルのハーレー専用のオイルも
オイル会社と共に製作して頂きましたので
お勧めいたします
(社長がオイルメーカーに頼んで作ってもらいました)
ツーリング帰りやふらっとバイクに乗った際に、当店でオイル交換していきましょう😊
その時は小野田にお任せ下さい!!
今日は、このへんで失礼します!
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