サービスの小野田です
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今回は、スムースバルブの取付をしましたよ~
スムースバルブ
販売元:ダイノマン
ラインナップはこちら
今回交換する部品は、上記の2枚目の写真の左上にあるSMV-001です
部品金額は、¥14800(税抜)
スムースバルブのことについては、
過去に僕のブログでも登場したかもしれませんが、今一度紹介していきますよ~
今回取付をする車両は、、、、
どんっ!!!!
XL1200Rです✨
※取付位置としては、こちらの赤い丸で囲んであるところです😊
それでは、純正のブリーザーボルトと今回交換するブリーザーボルトを
比較してみましょう!
左:純正のブリーザーボルト
右:スムースバルブSMVー001
※取付位置としては、こちらの赤い丸で囲んであるところです
見た目は何ら変わりはありませんよね~
ですが、
スムースバルブを取付けることにより、走行時がスムーズになり、
性能が向上する代物なんです! ボルトの内部構造が凄すぎます
何がどう違うか説明しますね
で! そもそもブリーザーボルトとは?
ピストンが上下に動く事により 自転車の空気入れポンプを想像してもらえれば
理解しやすいと思いますが 空気を圧縮して空気を入れる! 至ってシンプル!
エンジン内でもピストンがポンプ同様に動く為
エンジンのクランクケース内の圧力上昇を防ぐ為に
大気開放するためのボルトになります
一般的な国産車などは最も効率の良いシリンダーヘッドカバーの上部に
取付けられております(ボルトでは無く穴が開いております)
ハーレーの場合 多分ですよ?推測ですが
エンジンを横からみて綺麗なV型に見せたかったんじゃないかなぁ〜
エンジンの頭のヘッドの部分に取付すると
ヘッドの形がカッコ悪くなりますし
エンジンの名前の由来はシリンダーヘッドの形状で
ついていますしね〜
ナックルヘッド ショベルヘッド ブロックヘッドなど・・・
もし効率を考えてシリンダーヘッド上部につけたら
どんな名前のエンジンになったのでしょうかね??
僕なら
ボコっと飛び出してるから
飛び出す JumpOutから
ジャンプヘッドとでも名付けしましょうか
意外に良いかも
話がそれてすみません・・・・
とにかく ハーレーの場合
国産車と違い とにかくデカイ二気筒のV型なので
ピストンが大きすぎます!
1200ccで1気筒600cc
今や1800ccの場合1気筒900cc
そんな大きなピストンが
上下運動してますから
大量の空気の吸入と圧縮が
繰り返しクランクケース内で
起こっている事を
理解して頂けると思います
純正のブリーザーボルト
特徴:ただ単に穴が開いているボルト! コストが掛からず大量生産向き!
エアクリーナ側とクランクケース側が常に穴で繋がっている事により
ピストンが上昇する時クランクケース内が負圧になり
ブリーザーボルトから空気を吸い込み
ピストンが上昇する時、吸気抵抗がかかり
ピストン下降時はクランクケース内の空気が圧縮されて
圧縮された空気はブリーザーボルトから
エアークリーナーに排出すると同時に
ピストンの上下運動に空気の塊が抵抗になり
ピストンをスムーズに動く為の妨げになっている!
ハーレーの構造上
ピストンの上下運動によりブリーザーボルトからも吸排気するので
結局クランクケース内に空気が入り、上記のように圧縮された空気が常に上下運動の妨げになっている
それによって、馬力も落ちる可能性があります!
また クランクケース内に圧縮された空気が多いと
クランクケース内にあるエンジンオイルのミストと空気が混じり
ブリーザーボルトからオイルを含んだ空気が排出されやすくなります
そーです!エアークリーナ のカバーからオイルが垂れてくる
よくある話です
スムースバルブボルト
特徴:一方向にしか空気が流れない構造 排出は出来るが吸うことができないワンウェイバルブ方式
どう言う事かと言いますと 下記の写真をみていただければ
一目瞭然!
スムースバルブを取り付けるとピストンが上昇する時に
クランクケース内に空気を吸い込むことが
できなくなりますので(少しは吸い込みますが)
クランクケース内の空気量が絶対的に減る事で
ピストンが下降する時に圧縮する空気も少ないので
ピストンがストレスなく気持ち良く動くことが出来る様になるので
低速走行してる時 ピストンを押し下げる空気量が減るので
ピストンがストレスなく動きスムーズに走行できます
中高速ではあまりメリットは体感する事が出来ませんが
アクセルを戻した時に発生する
エンジンブレーキの利き方が
これも利き方が弱くなる様な感覚に感じるかも知れないぐらい
マイルドになります
クランクケース内の大量に吸い込んだ空気がいかに
邪魔してるか良くわかるかと思います
でも
空気を吸わなくなると言うことは
クランクケースの中は負圧方向になちゃいますよね
低回転なら問題ないかと思いますが
高回転になるとヤバくないですかね??
と思う方もいると思いますが
ハーレーはもう一つ大気と繋がっている場所が
あります
それはオイルタンクです
国産みたいにエンジンの下側のオイルパンにオイルを溜めておく
ウエットサンプ方式ではなく
エンジンを綺麗に見せたい為
オイルは別の場所にあるドライサンプ方式で
オイルタンクからエンジンに供給しておりますので
エンジン内にオイルポンプから
エンジンオイルを引っ張り込む力に変わりますので
ご安心を!!オイルの吐出量が少し増えます
まさに一石二鳥!
こんな良いボルト 何で純正採用してくれないのかなぁ〜
ここまで説明してなんですが
このボルト スポーツスター用しかありません😭
え〜マジで!
ビッグツインの方
安心して下さい!はいってます!
シリンダーヘッドがスポーツスター に比べ
大きいので同じ様なブリーザーボルトがついておりますが
ヘッドカバー内で似た様な構造の
プラスチックで出来た良くダメになる
ゴム製のアンブレラバルブと言うバルブがついてますので
ひとまずご安心下さい
でも
お金に余裕があればリードバルブ方式のタイプに
交換することお勧め致します
写真の左側が良い部品 右側が純正品のチープな部品
アルミの削り出しとプラスチックでは雲泥の差です
当然性能の差もあります
取付た後はカバーをしてしまう為
外側から何も見えないのが残念ですが・・・・・
簡単にスムースバルブの説明をさせて頂きましたが
ご理解頂いたでしょうか???
また詳しいことは店頭でもお話しさせていただきます
取付ける際は、小野田にお任せください
スポーツスター にお乗りの皆様!!
こんなボルトが14800円
お勧め致します
それでは、このへんで失礼します
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